インフルエンザと風邪の違い

インフルエンザとは、インフルエンザウイルスに感染することで起こる感染症です。
前兆がない場合が多く、突然の高熱(38度以上)・関節の痛み・強い倦怠感などの全身症状が現れます。
症状が悪化すると肺炎や脳症などの合併症を引き起こすこともあり、大変危険です。
感染力も高く、体内に入るとウイルスは急速に増殖し、潜伏期間であっても人から人へと感染してしまうのです。
対して、風邪とは様々なウイルスによって引き起こされる症状の総称のことで、その症状は咳・鼻水・喉の痛み・などの軽い症状から始まることが多いです。
発熱も比較的軽度であり、発症後の経過もゆるやかです。

予防方法についても違いがあります。
風邪のウイルスの主な感染経路は接触感染です。
ウイルスが付着した手で、人や物に接触することで感染します。
その為、マスクを着用し咳やくしゃみによるウイルスの直接の付着を防ぎ、なおかつよく手を洗うことが風邪予防には大切です。
インフルエンザの場合は接触感染だけでなく、飛沫感染(空気感染)もしてしまいます。
インフルエンザウイルスはくしゃみなどで空気中に飛ばされた場合、空気中に漂って、その空気を吸うだけでウイルスが体内に入り込んでしまいます。
またウイルスがとても小さいので、マスクをしていても繊維の隙間から入り込んできてしまうのです。
しかしマスクが無意味なわけではなく、マスクをすることにより口周りに籠った湿気が、ウイルスの動きを鈍くしてくれる働きがあります。
インフルエンザを予防するには接触感染を防ぐことに加え、マスクを使った湿気によるウイルスの足止め、そしてうがいをすることでウイルスを洗い流すことが予防への第一歩です。
密閉された室内にいる時などは、定期的に空気の入れ替えを行い、加湿をして湿度を保っておくことも大切です。
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リレンザ